シンプルな形でもしっかりと強度が出るように、後ろの丸い脚部はフィンガージョイントという加工で接合しています。
接合部を丸い脚部と同じ形に加工してダボという木の丸い棒を差し込んで接合しています。
丸い脚部の接合部は難しいですが、うまく形と構造を考えるととても綺麗な形になります。
アームの支柱の接合は全体のフォルムをこわさないように丸い棒が曲がっていくイメージで、接合部は強度が保てるように大きく。
板に丸い棒がくっつく感じのフォルムがなんかかわいい。
アームの後ろ部分の接合部です。
丸い脚部の雰囲気を保ったまま、強度が出るように工夫して接合しました。
ダボ接合です。
座面に座った時に体重で沈み込む分だけ、構造体の木部を彫り込んだ形にしてあります。
座り心地がこれでだいぶ違います。
このテープの張り具合と座面のクッションの固さと厚みで座面の座り心地が決まります。
クッションをのけた時に見える所も綺麗で、シンプルであってほしい。
木部は少ない部材で、シンプルな構造で、強度が出るのが一番綺麗だと思います。
使って気持ち良くて、眺めても気持ちの良いものであって欲しい。
クッッションにはファスナーがついています。
クッションを製作するのに必要なのですが、洗える生地を選ばれたら、クッション部分を簡単に取り出せて生地を洗う事ができます。
生地と木部の色味は選んで頂きました。